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イライラ☆アイドルの友達100万人計画(中編) [視聴日記『ふたご姫』]

土曜日になると更新されるような気がする、
ふたご姫に関係するかもしれない、
謎のノベルみたいな文章(弱気)。

今回は絵を漫画のコマ割りを意識してみたり。
漫画なんぞ生まれてこのかた描いたことなんぞないですが。
読み専でした。
てぇへんだなぁ(涙)。

アイドル星のプリンセス・フーカの物語のその2。
今回も駄文長文オブジクションでいきます。

・・・ルーナの登場は今回です(汗)。

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

イライラ☆アイドルの友達100万人計画(中編)

◆◇◇◆前回までのあらすじ◆◇◇◆

物心ついた時から、ずっとアイドルを続けてきた、
アイドル星のプリンセス・フーカ。
本当の自分を見てもらえないことから、
常にイライラしていた。
そんな環境に嫌気がさして、ロイヤルワンダー学園に入学する。
最初は人を近づけさせないようにしていたフーカ。
しかし、クラスメイトと大ゲンカすることで、逆に親交を深め、
友達の大切を認識することになった。

◆◇◇◆第1章 ワタシ トモダチ ホシイカラ◆◇◇◆

オウカとカスガの2人とチームを組んで数日が過ぎた。
私にサインや握手を求める生徒はまだいる。
でも、それもだんだん減ってきてる。
みんな、それぞれこの学園で目的があるから。
だから、私ばかりを気にかけるワケにはいかないみたい。
嬉しい反面、寂しくもある。
それに、目的を持っている人が羨ましかった。
だって、私には目的も目標もなにもなかったから・・・

「ねぇ、フーカ?」
科学の授業が終わった休み時間。
私は同じクラスの女の子に急に話しかけられた。
名前は確か・・・ひかり星のシャインだったかな?
「なに?」
「クラブってもう入ったりしてるのかな?」
「クラブ??」
クラブ・・・そういえば、何も考えてない。
音楽部の先生から、是非入部して欲しいと言われたけど・・・
正直、今はちょっと歌とかから離れたい。
だから、断った。
「別に決めてないわ。どうして?」
するとシャインはいきなり私の手をとって、
「ついてきて?」
と言って引っ張る。
「え?ちょ・・・ドコに行くのよ!?」
「隣りのクラス。合わせたい娘がいるの。」
「はぁ?」
強引な子ね・・・オウカみたい。

隣のクラスに着くと、変わった女の子を紹介された。
「んもぅ、すごぉ~く可愛いんだからぁ!」
・・・ナニ、この異常なテンション。
女の子の名前はハーブ。
なんでも『ソロ』って男の子にゾッコンらしい。
「でねでね!みんなでソロりんを応援しようって思うの!」
・・・はぁ?
そのソロって男の子は、そんなにイケメンなワケ?
「ねぇ、シャイン。ソロって人、どこにいるの?」
「あれ。」
シャインがそう言って指さした先。
机・・・の上に・・・机!?
とても小さな・・・手のひらサイズの男の子が座っている。
そして真剣に本を読んでいる。
「えっと、あれって・・・タネタネの人?」
「そうなの~。タネタネのこと知ってるだぁ?」
まぁ、それなりに。
同じクラスにはタネタネの女の子もいるし・・・
(※姉弟であることは知りません)
それに前に一度、コンサートの仕事でふしぎ星に行ったから。
その時、タネタネの人たちの国でも野外コンサートを開いたわ。
だから知ってたんだけど・・・
そう言えば、一緒に仕事をした吟遊詩人も変わった人だったな。
確か・・・ナギーニョって名前だったっけ。

「ねぇ、フーカ。一緒にソロりんを応援しない?」
「う~ん・・・」
別に小さい男の子が好きってワケでもないし・・・
それにB組にはタネタネの女の子が何人もいるし・・・
そんな風に考えていると、シャインがそっと耳打ちをしてきた。
「(ハーブとソロ君の恋模様、見ていて飽きないよ?)」
なるほど・・・
シャインの目的は、恋のキューピッド役なのね。
まぁ、ワイワイ楽しむ目的もあるみたいだけど・・・
「別にいいけど、オウカとカスガにも聞かないと。」
私はチームメイトの意見を無視したくはない。
初めて出来た友達。
あの2人がどういうかも聞いてみたかった。
「あ、それなら大丈夫。」
クネクネしているハーブを脇目に、シャインは落ち着いて答える。
「なんでよ?」
「もう2人には聞いてあるの。」
そ、そうなの?
「フーカからOKがもらえれば、みんな一緒に仲間入りね。」
「ま、まぁ、それならいいけど・・・」
「やったぁ!」
シャインは小さく飛び上がって喜んだ。
「ハーブ、ハーブ!」
手を振りながらハーブの方へ走っていく。
「ソロりんを一緒に応援してくれる人、また増えたよー!」
「ええ、イヤンうそんマジー素敵~」
や、やめておいた方が良かったかも・・・

でも、もしかして、これが私のクラブ活動と言えるのかな。
ユニークなクラブと言えるかもしれない。
それに、今まで人に追いかけられることは散々あったけれど、
まさか自分が誰かを追いかけることになるなんて・・・

そう思っていたけれど、意外にコレが面白かった。
オウカやカスガ、それにシャインのチーム。
そして、隣のクラスの女の子達。
みんなでワイワイ言いながら、ソロを追いかけるのが、
すごく楽しかった。
知らなかった。
・・・友達が増えるとこんなに楽しいんだ。
友達といるとイライラを忘れられる・・・
そんな風に思えるようになっていたの。

◆◇◇◆第5章 ワタシ ルーナト アッタカラ◆◇◇◆


あの日以来、毎日のように私たちは、
ハーブ達とソロを追いかける日々。
楽しいけど・・・結構激しいのよね。
ソロって小さいから逃げ足が速くて。

その日もソロを追っかけていた。
ちょっと先回りしてみよう・・・
そんな風に考えて、
私はみんなと違うルートで追いかけることにしたの。
中庭から廊下に入って・・・
教室を通り過ぎた階段のところで曲がっ・・・
た瞬間、人にぶつかった。
「きゃっ」
「いたっ!」
相手は転んでしまったけれど、私は平気。
だてにアイドルでバランスは鍛えてないから。
フーカとごっちんこweb.jpg

「ゴメン!ちょっと、大丈夫?」
「ハイ!平気です。」
一瞬泣きそうに見えたけど、
そう言って立ち上がった娘は・・・ほっかむり?
変わった帽子・・・というより頭巾かな??
「私、C組のルーナといいます。ふしぎ星出身です。」
ぺこりと頭を下げる。
「え、あ、ああ・・・どうも。」
私もつられて頭を下げる。
ふしぎ星・・・って?
なんだかよく耳にするわね、ホント。
「私はアイドル星のフーカよ。」
「あっ、フーカさんって言うですか。宜しくお願いします!」
ぺこりと頭を下げる。
ずいぶん礼儀の正しい娘ね。
でも・・・ちょっと気になる。
「えっと・・・貴女、私の事は・・・知らないとか?」
「え?いえ、知ってます。」
「そ、そう。」
「ハイ!だって今お知り合いになりました!」
にこりと笑う。
・・・いや、そうじゃなくて。
「もしかして・・・貴女、田舎出身・・とか?」
「う!・・・わかっちゃいますか?やっぱり・・・」
しょぼんと肩を落とす。
なんて見ていて解りやすい娘かしら。
「まぁ、いいわ。別に気にしないで。」
慣れたし。
ミルロ、フーカ、カスガ・・・
私のことを知らない人がたくさんいた。
私は井の中の蛙だったのかもしれない。
最近はそう思うようになったの。
有名なアイドルって言っても、
全宇宙の人が知っているわけじゃないのだから。
「でもびっくりしました。」
ルーナはお尻をさすっている。
痛かったのかな・・・ホントにゴメン。
「どうしてそんなに急いでいたのですか?」
そうだった・・・ソロを追いかけていたんだっけ。
「うん。た、たいしたことじゃないんだけどね・・・」
笑ってごまかす。
だって、確か・・・
廊下を全力疾走するのは校則違反だったはずだし。
「たいしたことのない目的であんなに急いでいたのですか?」
うっ・・・
この娘、素朴な感じで鋭いわね。
目的はたいしたことないんだけどね。
目的は。
目的・・・
目的かぁ・・・
「ねぇ・・・ルーナだっけ?貴女この学園に何をしにきたの?」
別に意味なんて無い。
ただ、なんとなく聞いてみた。
「え・・私ですか?」
「そう。貴女の目的って何?」
「私は・・・勉強をしにきました。」
ごく普通の答え。
ま、そうなんでしょうけど。
「でも・・・」
「でも?」
そう言ってルーナは背負っていたものを私に見せる。
なに・・・それ?剣?
「この子と出会って、何か他に大切なことがあるような・・・」
ルーナはソレを背負いなおす。
「そんな気がしているんです。」
「この子って・・・それ・・・何なの?」
「解りません。でも、アンジェリカて呼んでます。この子。」
アンジェリカって・・・モノに名前つけるんだ。
ルーナは神妙な顔をしていたけれど、
急に私の方を向いて明るく笑う。
「勉強と同じくらい、この子を知ることが私の大切な目的です。」
・・・なによそれ。
しっかりした目的を持ってるじゃない。
なんだか、急に腹立たしくなってきた。
さらに、ルーナの質問は私のイライラを呼び覚ましたの。
「あの・・・フーカさんはどうしてこの学園に?」
「!!」
そうだ・・・
思い出した・・・
私、友達が出来て、毎日はしゃぐようになったけれど、
この学園に来た理由、それは・・・
「逃げてきたの。」
私の口から出た言葉にルーナは目を丸くする。
「逃げて・・・ですか?」
「そうよ。アイドルが嫌になって、この学園に逃げてきたの。」
「・・・」
ルーナはじっと私をみつめる。
なによ・・・
「フーカさんは、その『アイドル』というのが嫌いだったのですか?」
「・・・当たり前じゃないっ!」
私はルーナに背を向けて怒鳴った。
「アイドルなんて、大嫌い!」
すると、ルーナが走って私の前に回り込む。
・・・なによ?
「フーカさん。そんな目的で学園にいたって楽しくないですよ。」
「・・・わかっているわよ。」
そんなこと、貴女に言われるまでもないじゃない。
なんなのかしら、この娘。
イライラするわね。
「違う目的を探しませんか?」
「ぷっ。なによそれ?貴女みたいに、剣でも探せばいいの?」
ほんと、変な娘。
「違いますよ。」
そしてルーナは満面の笑みを浮かべてこう言った。
「自分が今、本当にやりたい事を探すんです♪」
はぁ?やりたいこと?
やりたいことなんて別に・・・
「別にやりたいことなんて、ないわよ。・・・みんなといること以外。」
「あ~、ちゃんとあるんですね、やりたいこと。」
へ?
別にみんなといることは・・・やりたいことでもなんでも無いけど?
「なら、今よりもっともっともぉ~っと・・・」
ルーナは大きく息を吸い込んで、
「もぉぉぉおおっと、いっぱいの友達を見つけてはどうですか?」
とも・・・だち?
オウカやカスガ達以外に??
「い、いっぱいって・・・どれくらいよ・・・」
な、なんだかこの娘に押されっぱなしな気がするわね。
「決まってます!」
「?」
「友達、100万人です!」
「はぁ!?」
ほんと、なんなのよこの娘。
ルーナは途方もない数字を言ったのにニコニコしている。
本気なのかしら・・・
この学園にそんなに生徒なんていないじゃない。
でも・・・
たくさんの友達をつくる目的。
それもいいかもしれない。
「あ、チャイム。それじゃフーカさん、失礼します。」
ぺこりと頭を下げて、ルーナは教室の方へ向かっていった。
私はその姿をぼんやりと見送った。
せっかく私に学園での目的を見つけるきっかけをくれたのに・・・
何も言えずじまい。
今度会ったらお礼でも言わなきゃ。


あ!?
・・・ソロのこと、忘れてた。

◆◇◇◆第6章 ワタシ オウエン デキルカラ◆◇◇◆

ルーナと会った次の日の朝。
ホームルームでバン・チョー先生から各チームの目標を聞かれた。
放課後までに先生に伝えなければならないらしい。
チームの目標か・・・
ポイントを100点獲るとか、そんな感じなのかしら。
「ねぇねぇ、フーカ。チームの目標、どんなのがいいかな。」
休み時間、さそっくオウカ達と会議を開く。
「やはり・・・高いポイントを『げっとぉ』するということでしょうか?」
「ゲットね、げっとぉじゃなくて。」
カスガが慣れない言葉を使って意見を言う。
カスガはどうも苦手な言葉があるみたいで、
時たま変な発音をするのよね。
故郷の星のなまりなのかしら・・・
でも、チーム目標となるとやっぱりみんな考えるのは一緒みたい。
ポイントを獲る。
それはそうなんだけど・・・
ふと、昨日のルーナの言葉を思い出した。
「友達100万人・・・」
「へ?」
「今なんておっしゃりました?」
私はハッとなって口を両手で抑える。
「べ、べ、別になんでもないわよ・・・」
笑ってごまかす。
「友達100万人ですか。」
聞こえてるじゃない、この性悪娘。
「友達100万人かぁ・・・」
オウカにも聞こえてるじゃないの。
「いいね、それ!」
「ええ、そうですわね。」
は?
ちょ、ちょっと・・・
「じゃ、私たちチーム・うららの目標は・・・」
「友達100万人を目指すということで♪」
「ちょっと待ちなさいってば!」
私は大声を出して二人を制止する。
「そ、そんな目標でイイワケ?」
二人はじっと私を見つめる。
その真っ直ぐな視線に、私の方が視線をぷいっとそらしてしまう。
「友達100万人なんか・・・無理っぽいよ・・・」
否定的な私の言葉にも2人は明るいまま。
「だからね!やりがいあるじゃない!」
「三人で頑張りましょう!」
・・・
まったく・・・
「・・・うん。」
私は下を向いた。
目に溜まった涙を2人に見られたくなかったから。
なんだかこの学園に来てから、私、涙もろくなった気がする。
ありがとう。オウカ、フーカ。
心の中でお礼を言う。
私たちのチームの目標は決まった。
その名も「友達100万人計画」。


決まったチーム目標をバン・チョー先生に伝えに行った。
笑われるじゃないかって思ってけれど、
真剣に聞いてくれた。
変な顔してるけど、言い先生なんだ・・・バン・チョー先生って。
そう言ったらオウカに怒られた。(←当たり前でしょ!byオウカ)

職員室から戻る途中、3人で目標について話し合っていた。
すると急に声をかけられたの。
多いわね、ホント。
今回は知らない娘。
「なぁ・・・えっと、フーカ・・・で間違いないよな?」
キレイな赤毛の女の子。
少しボーイッシュな感じ。
「・・・ええ。」
なんだろう。
サインかしら?
最近はめっきりサインをほしがる子もいなくなった。
それだけ私がこの学園に馴染んだから・・・と思う。
「で、アンタはオウカ。」
「うん。」
「で、アンタがカスガ。」
「ハイ、そうでございますが?」
私たち3人を確認すると・・・
「実はさ、お願いがあるんだ!」
そう言って、その女の子は顔の目のまで両手を合わせる。
私たちは顔を見合わせた。

話を聞いてみると、その娘はサッカー部に所属。
サッカー部は今週の日曜日の隣町の学校との試合がある。
そして、私たちにチアリーディングとして応援に来て欲しい。
・・・ということだった。
そう言えば、この学校には応援団やチアのクラブがないものね。
そこで、いつもソロを応援していた私達に声をかけた・・・
ということらしいの。

「カロリ・・・だっけ?でも、どうして私たちに頼むの?」
少し気になったので、カロリと名乗った娘に聞いてみた。
聞けばこの娘は隣りのクラスのA組。
だとしたら、ハーブに頼む方が早いとおもうんだけど?
「ああ。ハーブにはもう頼んでるんだ。」
「そーなの?」
「ハーブがさ、B組のみんながOKすればいいって・・・」
「・・・なるほど。」
「怒ると怖い人たちがいるから・・・だってさ。」
ハーブめ・・・後でとっちめてやる。
「でさ。応援なんだけど・・・来てくれるか?」
私はオウカとカスガの方を見た。
2人笑顔でが頷いているところみると・・・
「OK♪」
私は親指をグっと立ててカロリの方へ見せた。
フーカとカロリweb.jpg

「マジかぁ!助かったぜ!!」
カロリは私たちの手を取って、ブンブン上下に振った。
ちょ・・・痛いってば・・・
「じゃな。次の日曜日、直接グランドに来てくれ~」
そう言って、走り去っていった。
なんか・・・嵐みたいな娘ね。
それはそうと、応援か・・・
楽しそう♪
私たちは、休み時間に話を合わせて、
ソロを応援するみたいにやろうと話を合わせた。

でも、まさか、あんな風なことになるなんて・・・
その時は思いもしなかったんだけどね。

◆◇◇◆続く◆◇◇◆


今回も3分割。
流石に3週は長いです。シンドイです。色々。
でも結局3回目がまた長くなりそう・・・
まとめるスキルと絵を描くスキルが欲しいです。
ヌガ~。
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